CS-TBS - 番組審議会議事録


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■番組審議会議事録

第29回番組審議会  2022年3月16日(水)

議題

・ 110度CS放送の最近の動向について
・ 番組審議
対象番組:「TBS NEWSチャンネル「政治をSHARE」(2月より「SHARE」)」
(TBS NEWSにて放送)

出席者(敬称略)

委員長 伊藤洋一
委員 萩原健太 小松成美 高城剛 渡邊久哲 砂川浩慶
(欠席:残間里江子)
局側出席者      CS-TBS 渡部代表取締役社長、小野田取締役、柿沼取締役、安田取締役
TBSテレビ 辰口虎之介、名和禎彦、佐藤茂樹、久保田智子

委員の主な発言

大変興味深く見させていただきました。今起きている出来事に対して深掘りすることは、とても大変なことであって、それが十分コンテンツとして成り立っている。
こういう話をじっくり聞けるざっくりした番組であるのは、とても良い事。こういう場をちゃんと守っていっていただけるといいなというようなことを感じました。
若者の目線に沿ってこのニュースをシェアしていこうという、取り組みが番組の大きなコンセプトになっていると思う。難しい言葉をできるだけ使わない、同じ要素のことを何度も繰り返し聞いていく等の手法により、疑問をひもといていく感じがあって、分からなかったことが分かっていくと。政治に精通している方なら分かることも、一般の方たちは、それはどういうこと? ということを繰り返し聞いていく、その姿勢も本当に大切だと思い、番組としてのコンセプトが貫かれてると思いました。
テレビも、キャラクターを強くして、どんどん切り込んで配信等に流れている視聴者を引き戻す必要がある。若者に、政治不信が起きてると同時にメディア不信が起きており、自らがメディアの中から自浄作用を持つくらい強力なキャラクターが出てこないと、多分総崩れすると思う。
ターゲットをはっきりさせるっていうのがとっても大事と感じました。Z世代と一括りにしても、同じ年代の人は非常に多く居る。政治的な知識の格差っていうのは相当大きくてどこにターゲットを当てるのかってかなり難しいんじゃないかと感じている。
この番組は本当に良い試みをしていると思う。掘らなきゃ全然何も出てこない。掘れば金鉱があるかもしれない。ニュースは、新しいっていう単語から出てくるとおり、新しいものどんどん取り入れて、出演してる側も新しくなるっていう感覚がどうしても必要。良い試みはされているが、もう少し発展できる余地があるのかなと感じている。そこを深めていただければより良いかなと思います。

以上